著書

著書


シーティング技術のすべて:木之瀬 隆 (編集), 森田 智之 (編集):医歯薬出版、2020.3

解説

キーワード:シーティング、支援技術、座位能力分類、疾患別シーティング

挨拶:2017年7月に厚生労働省保険局医療課から公表された診療報酬の疑義解釈資料より、疾患別リハビリテーション料に「シーティング」が入り算定が可能になりました。このことは、医療から在宅支援までのシーティングのサービスが可能になったということです。

シーティング技術は欧米では一般化している国が多く、リハビリテーションの基礎技術としての位置づけにあります。また、シーティング技術は障害のある人の支援技術Assistive Technologyの一領域にあり、重度障害があっても車椅子や電動車椅子の選定・適合を行い、さらにコンピューター技術などを活用し、自立的な生活を構築することです。

シーティングはチームアプローチが重要で、チームや多職種連携では同じ言葉でのやりとりが必要となります。本書で使われている専門用語や解説は、世界共通のシーティングで扱われる用語が中心になっています。また、本書の執筆陣は、大学の研究者から医療機関のリハビリテーションの専門職、リハビリテーションセンター、介護保険の介護老人保健施設・特別養護老人ホーム、訪問リハビリテーション、に関わる実践的なメンバーになっています。

医療から地域の中で働く、医療関係職種、介護保険の関連職種の皆様が、多職種連携の中で、チームアプローチの実践場面で、本書が使われることになれば幸いです。



日常生活活動学(ADL)−改訂第2版 (作業療法学ゴールド・マスター・テキスト) 単行本 – :木之瀬隆 編著、メジカルビュー社:2022/3



シーティングでわかる生活ケア:稲川 利光 大渕 哲也 亀井 克則 木之瀬 隆 串田 英之 光野 有次 (著) 2021/11



日常生活活動学(ADL) (作業療法学 ゴールド・マスター・テキスト):長崎重信 (監修)、木之瀬隆 (編集):メジカルビュー社、2016.2



高齢者のシーティング 第2版:廣瀬秀行、木之瀬隆:三輪書店、2014.3



見直そう、褥瘡ケア―“ポジショニング&シーティング”と“スキンケア”:田中秀子監修、木之瀬隆 他、日本看護協会出版会:2013.2



車いす・シーティングの理論と実践:澤村誠志、伊藤利之 監修、日本車椅子シーティング協会編集、はる書房:2014.3


・介護福祉士のための福祉用具活用論 共著 中央法規 2000.4
・シーティングシステム「座る姿勢を考える」 作業療法マニュアル 執筆責任・共著 2000.2
・車いすの選び方・使い方 共著 日本リハビリテーション工学協会 2000.3
・車いす・シーティング:伊藤利之編,共著 車いす姿勢保持協会,はる書房:2005.11
・バリアフリーの生活環境論第3版 共著 医歯薬出版 2004.4
これであなたも車いす介助のプロに:木之瀬隆 編著,中央法規:2007.12
・福祉用具の使い方・住環境整備:木之瀬隆 編著、協同医書出版:2009.4